梅雨の季節、クセで悩んでいる方はたくさんいるのではないでしょうか?
実は日本人は92%が直毛です。結構多いですね。
クセ毛には「先天的」なものと「後天的」なものがあります。
くせ毛の原因は5つ
早速見ていきましょう。
●ダメージによるクセ
●生活習慣によるクセ
●思春期の成長過程によるクセ
●ホルモンバランスの乱れによるクセ
くせ毛5つの原因:遺伝:先天的

毛髪のクセは『優性遺伝』。受け継がれやすい遺伝です。
親がクセ毛であれば、子もクセ毛の可能性が高い。
生活習慣次第ではさらにクセが強くなることもありますよ!
諦めずにケアをしてくださいね。
ケア方法はこの記事内「クセ毛対策」でお話ししています。
クセ毛5つの原因:ダメージ:後天的

髪の毛は外側のキューティクルからダメージを受けます。
キューティクルがダメージを受けると、毛髪内部が直接ダメージを受けるようになります。
ダメージを受けるとどうなるでしょう?
⇨まっすぐな髪の毛を保てなくなってしまいます。
ダメージによるクセは、大きくうねるというよりはチリチリと縮れていることが多いです。
クセ毛5つの原因:生活習慣:後天的

良い生活習慣とはどんなものでしょうか。
バランスの良い食事
適正な睡眠時間の確保(理想は7〜8時間)
栄養が偏ると、髪や爪に充分な栄養が行き渡りません。
栄養がいかなくなると、髪の成長を妨げてしまいます。
適度な運動をすることで血行が良くなり、栄養や酸素行き渡りやすくなります。
クセ毛5つの原因:思春期の成長過程:後天的

『子供の頃はまっすぐでサラサラの髪の毛だったのに・・・』という方が結構いらっしゃいます。
子供の頭蓋骨は小年齢に応じてだんだんと大きくなってきます。
それに伴い、毛穴の大きさ、形が変化します。
毛穴の大きさや形はくせ毛に大きな影響を及ぼします。
毛穴の形 | 髪の形状 | 髪の断面 |
丸 | 直毛 | 綺麗な丸 |
やや丸 | 波状毛(大きくうねっている) | やや丸 |
楕円 | 縮毛(チリチリと縮れている) | 楕円 |
髪の毛がまっすぐ生えてこないため、うねったり縮れたりしてしまう原因に。
特に思春期は、皮脂の分泌も多く毛穴が詰まりやすくなります。
皮脂分泌が多くなってくる思春期〜青年期までの頭皮ケアがとても大切になってきます。
毛穴の一部がふさがってしまうため、毛穴の形が歪んだ丸になってしまう。
私自身も、クセがひどかったのは中学生〜23歳ぐらいまでだったように思います。
正しい頭皮ケアを知ってからはクセが気にならなくなりました。
今ではほぼクセはありません。
くせ毛5つの原因:ホルモンバランス:後天的

ホルモンバランスは、ストレスや加齢などにより大きく変化します。
毛髪内部の水分を保持する細胞がダメージを受ける。
⇨水分を保持できる部分とできない部分のムラができるので、髪の毛に歪みが生じる。
⇨くせ毛になる
5つの原因をお伝えしてきましたが、先天的なものは『遺伝』のみです。
それ以外の4つの原因は後天的なものです。
気をつければ、防げるくせ毛もあるということですね!
クセ毛対策:乾かし方
根元が立ち上がると・・・・下の図のようになります。
(いい画像がなく、手書きですいません。)

クセを抑えようとして根元を抑えながら乾かしていませんか?
ドライヤーの風の当て方
①根元:立ち上げるように、髪の毛を指で少し持ち上げるように乾かす。下を向いて根元だけ乾かすでもOK
②毛先:上から下に、手ぐしでとかしながら乾かす
引っ張りすぎると、立ち上がった根元が潰れてしまうよ
クセ毛対策:頭皮ケア
頭皮に皮脂などの汚れが詰まっていると、毛穴が歪んでくせ毛になってしまいます。
頭皮の汚れをしっかり落とすように、シャンプーを心がけてください。
基本的には指の腹で洗うのがベストですが、最近では頭皮用のブラシなども出ていますのでうまく活用してください。
ちなみに私の場合は汗を大量にかいた日は頭皮用ブラシ、それ以外は指で洗っています。
頭皮用ブラシについて記事を書きましたので、よかったら参考にしてください!
クセ毛対策:自然乾燥はNG
キューティクルが閉じ切らず毛髪内部の栄養や水分流出の原因に
髪が歪みクセが出やすくなってしまいますので、しっかりと乾かしてください。
ドライヤーが面倒な人は、お風呂上がりに頭にタオルを巻いておくだけでも構いません。
ある程度の水分を保ちながら髪の毛が乾きますので、ドライヤー時間の短縮になります。
そのあと必ずドライヤーで仕上げを!
少しでもドライヤーの熱を当て、毛流れを整えてあげるだけでも全然違います。
まとめ

くせ毛のほとんどは、後天性のもの。
頭皮ケアで毛穴の歪みを整えよう!
ブラッシングするのもオススメ
自然乾燥はやめよう!
癖が強くなる原因になるよ