ヘナは何からできてるの?
ヘナはミソハギ科の植物。
エジプト、インド、北アフリカ、イランなどの乾燥した水はけの良い丘陵に育つ、ミソハギ科の高さ3メートルから6メートルほどの常緑低木。白またはピンク系の花、長さ2センチ幅1センチほどの楕円形の葉をつける。
葉を乾燥させて粉にしたものを水などで溶いたものが、古くから髪・眉・爪・手足などの染色やペイントに使用されている。
〜ウィキペディアより〜
↑こんな風に【葉】を粉状にしたものを水で溶いて使います。
ヘナのメリット
ヘナのメリット
✅植物由来なので安心して使える
✅カラー剤がピリピリしてしまう人も使える
髪の毛にコシが出る
✅毛穴の汚れを除去してくれる
✅トリートメント効果がある
こんな風にカラー剤にはないメリットがたくさんあります。
中には、ヘナでもピリピリする方がいるので注意が必要です
ヘナのデメリット
✅時間がかかる
✅明るくできない
✅色が選べない
✅パーマがかかりにくい
✅ヘナの後にカラー剤で染めると綺麗に発色しない
カラー剤は、15〜20分程度で染まるのに対し、ヘナは1時間以上かかります。
ヘナの手順
・塗る
・時間を置く
・シャンプー
と全て行うと1時間半〜2時間くらいかかってしまうので、手軽にはできないですよね。
ヘナの種類
ヘナは大きく分けると2種類
・ヘナ100%
・ヘナ+化粧品染料
ヘナ100%
冒頭でも書いたように、ヘナは「葉」を粉末状にしたもの。
成分は【ヘナの葉100%】
その中でも等級があり、品質が高いものほど価格が高くなります。
安価で売られているようなヘナは一番下のグレードの葉っぱ。
使われているものは同じヘナの葉でもヘナのごみ(濡れた葉っぱ、壊れた葉っぱ)で出来ています。
ヘナの等級
上に行くほど等級が高く、質のいいヘナです。
冒頭でお話ししたようなヘナのメリットは、上の等級のヘナで得られる効果です。
ヘナ+化粧品染料
※化粧品染料とは・・難しい説明は省きますが「カラー剤の仲間」だと思ってもらえればOKです👍
ヘナ+化粧品染料は染料が入っている分染まりも良く、早く染まります。
カラー剤でアレルギー反応が出てしまう人は、使えないので注意が必要です。
こんなヘナには注意
基本的には粉末で売られていますが、中には液体タイプも出ているようです。
使ったことがある人のお話を聞くと
『15分くらいで染まった』という意見が多くありました。
ヘナ100%でそんなに早く染まることはありえません。
何か化合物が入っている可能性が高いです。
特に
・臭素酸Na
・臭素酸ナトリウム
こんな成分が含まれているヘナは避けましょう。
髪も傷みますし、ピリピリする可能性があります。
薬品が含まれていますので、注意が必要です。
ヘナは直営店で買いましょう
ヘナには等級があり、化合物が入っているヘナもあります。
必ずヘナの直営店で買うようにしましょう。
ネットや東急ハンズ、最近では100均などでも売っています。
グレードの低いヘナも「無添加ヘナ」として販売されています。
(葉の質は悪いが、ヘナ100%であることに変わりはないので嘘ではない)
正直見分けがつきません。
ヘナの直営店、専門店で買うようにしましょう。
まとめ:ヘナで染める前に知っておきたいこと
ヘナで染める前に知っておきたいこと
- 等級の高いヘナは得られるメリットも大きい
- ゴミや化学品が含まれているヘナもあるので注意が必要
- ヘナでもピリピリする人もいる
〜ヘナのパッチテストのやり方〜
①耳に後ろに薄く塗る
②48時間放置
⚠️途中でピリピリする場合、すぐに洗い流してください48時間後、何もなければ染めてもOKです。