花粉が辛い季節がやって来ましたね。
実は花粉と髪の毛って意外な関係があるんです。
間違ったヘアケアは、花粉症がさらに辛くなる原因にもなります。
辛くて悩んでいる方は今すぐチェックしていきましょう。
この記事でわかる事
- 花粉と髪の毛の意外な関係
- 花粉がつきやすい髪の毛って?
- 髪の毛に花粉がつきにくくなる方法は?
花粉と髪の毛の意外な関係:体の中で1番花粉がついてるのは髪の毛だった
花粉の対策といえば、
・マスクをする
・入室する前に、洋服についてる花粉をはらう
こんな対策をされている人が多いかと思いますが、実は体の中で1番花粉がついてるのは髪の毛なんです。
特に髪の毛が長い女性は、髪の毛の表面積が大きいのでよりつきやすくなります。
花粉がつきやすい髪の毛の特徴とは?
こんな髪型は花粉がつきやすいです。
それぞれ詳しく説明していきますので、まずはチェックしてみてください。
ストレートヘアよりも巻き髪
巻き髪は、花粉が入りやすい隙間がたくさんできます。
髪の毛の内側にまで花粉が付着します。
同様に、ショートよりもロングの方が髪の毛の表面積が大きいので花粉がつきやすいです。
花粉の季節は巻き髪よりもストレート。表面積をなるべく少なくするために、ロングの人はお団子などでコンパクトにまとめましょう
乾燥している&ダメージが大きい髪の毛
乾燥している&ダメージが大きい髪の毛は、毛先がパサついていることが多いです。
パサついている毛先はまとまりがなく広がっており、先ほどの巻き髪同様に髪の毛の内側にまで花粉が付着します。
さらに乾燥している髪の毛は静電気が起こりやすく、さらに花粉がつきやすくなってしまいます。
乾燥&ダメージが大きい人は、オイルトリートメントを使って、一時的に保湿をしましょう。オイルは滑りをよくしてくれるので花粉が付着しにくくなります。
自然乾燥している髪の毛
髪の毛の表面には、「キューティクル」と呼ばれる膜があります。
濡れるとキューティクルが開き、ドライヤーの温風でキューティクルが閉じる。
下図はキューティクルが開いた状態の髪の毛です。
開いているキューティクル1つ1つに、花粉が付着します。
さらに、隙間から水分やトリートメンのうるおい成分も抜けてしまい、さらに花粉がつくやすい髪の毛になってしまいます。
自然乾燥は、髪の毛が乾いていてもキューティクルは開いています。しっかり乾かして、花粉がつかないようにしていきましょう
トリートメントをつけていない
トリートメントをつけていないと、必然的にパサつき花粉がつきやすくなります。
それだけではなく、トリートメントには「静電気防止効果」もあります。
静電気はさらに花粉がつきやすくなるので、この季節はトリートメント必須です。
もちろんコンディショナーでも構いません。
シャンプーで洗っただけの髪の毛は、マイナスの電気を持っています。
トリートメントをつけることでプラスの電気が補給され「弱酸性」の髪の毛に戻すことができます。
どんなに髪の毛が短い人でも(坊主以外)、トリートメントをつけなければ静電気が起こりやすくなります。女性に限らず男性もしっかりトリートメントをしっかりつけていきましょう。
ベタベタしやすいスタイリング剤をつけている
これは男性に多いかもしれませんが、ムースやワックス、ジェル等の水分が多くべたつきやすいスタイリング剤は花粉が付着しやすく取れにくなります。
とはいえ、毎日スタイリングせずに出かけるわけにはいかない方も多くいますよね。
そんな方はなるべく髪の毛に触らないようにしましょう。
髪の毛はスギの木そのものだと思うようにしましょう。
こんな風に考えたら、髪の毛触りたくなくなりますね。
スタイリング剤をつけた日はなるべく髪の毛に触らない。触ったら手を洗う。目などこすらないように意識しましょう。
レイヤーが多いスタイル
レイヤーを聞いてピンとこない人もいるかと思います。
最近流行りの「ネオウルフ」こんな髪型もレイヤースタイルになります。
こちらのマッシュヘアも一見、重たいスタイルに見えますが表面部分にレイヤーが入っています。
どちらのヘアスタイルも
・レイヤースタイル
・パーマ(コテ巻き)
・スタイリング剤必須
花粉がつきやすい髪型No.1と言えるでしょう。
ショートの場合はほとんどレイヤーが入っているヘアスタイルが多いので難しいですが、ボブ〜ロングの場合はこの時期だけはレイヤーなしのスタイルの方がいいですね
今日から髪の毛に花粉がつきにくくなる?!気をつけたいポイント
花粉がつきやすい髪の毛の特徴についてお話ししていきました。
ここからは髪の毛に花粉がつきにくくなるポイントについてお話ししていきますね。
上で説明した「花粉がつきやすい髪の毛の特徴」の逆のことをするだけでいいんです。
それ以外にもあと2つ紹介します。
夜寝る前は必ずシャンプーしよう
朝シャン派の人もいると思いますが、花粉シーズンだけはしっかり夜にシャンプーしましょう。
髪の毛に花粉がついたまま寝ると、顔やまくら、寝具に付着し周りが花粉だらけになります。
花粉は水に濡れると、粘り気が出やすい
お湯で流すだけではしっかり取りきれない事もあるので、シャンプーで花粉を洗い流してください。
顔に髪の毛がつかないようにしよう
前髪が長い人や、後れ毛を出している人は特に注意。
毛先に付着した花粉が、目の周りや鼻の周りに付着しやすくなります
後れ毛を出す際はなるべく少量にし、オイルトリートメントで保護膜を作ってあげるようにしましょう。
まとめ:【花粉症の方必見】髪の毛には花粉がたくさんついてる!理由と対策教えます
日々のちょっとした心がけで、花粉から守ることができます。
できることから取り入れてみてください。
花粉シーズンは髪の毛のこんなことに気をつけよう
- 巻き髪よりもストレート
- 乾燥やダメージは花粉がつきやすくなる大きな原因。念入りにケアを。
- シャンプーだけでは静電気が起こりやすい。トリートメントで静電気対策をしよう。
- ムースやジェルなどのベタつきやすいスタイリング剤に気をつけよう。
- スタイリング剤をつけている髪の毛は花粉がつきやすいので、触らないようにしよう。
- ボブ〜ロングの方は、レイヤーを入れない選択も視野に入れよう。
- 夜寝る前は必ずシャンプー。お湯だけでは花粉は落ち切らない。
- 前髪や後れ毛に注意。目などにかからないようにするか、オイルトリートメントで保護を。