この記事では、黒髪KAMIKA(カミカ)シャンプーの成分を解析したものをまとめています。
結論として、低刺激な成分が多めですが、ちょっと強い成分も配合されているのが気になりました。
ただ、髪の毛をサラサラに仕上げる効果はかなり高かったので、洗い上がりの満足度は高い印象でした。
なるべくわかりやすくまとめましたので、成分や解析結果が気になる方はこちらの記事を、KAMIKAの公式サイトをチェックしてみたい方は公式サイトをチェックしてみてくださいね!
黒髪KAMIKA(カミカ)の全成分を一挙公開
水 パルミチン酸イソプロピル セタノール グリセリン DPG セトリモニウムブロミド ステアリルアルコール ステアリン酸グリセリル ラウリン酸ポリグリセリル-10 ケブカワタ種子油 エタノール アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI スクワラン ハチミツ ヒマワリ種子油 ジメチコン アルガニアスピノサ核油 イソステアリン酸水添ヒマシ油 エチルヘキシルグリセリン ヒドロキシエチルセルロース 乳酸 ポリオタニウム-7 アモジメチコン ジココジモニウムクロリド ステアルトリモニウムクロリド セテス-20 ヘマチン アルニカ花エキス オドリコソウ花/葉/茎エキス オランダカラシ葉/茎エキス ゴボウ根エキス セイヨウキズタ葉/茎エキス ニンニク根エキス セイヨウアカマツ球果エキス ローマカミツレ花エキス ローズマリー葉エキス リンゴ果実培養細胞エキス レシチン キサンタンガム デキストリン アセチルペプチド-1 ポリクオタニウム-51 アスコフィルムノドスムエキス ソルビトール マコンブエキス 海塩 BG 香料 メントール PPG-3カプリリルエーテル フェノキシエタノール
ざっとみた感じ、シャンプーというよりはコンディショナーに近い成分で作られています。
スクワランやハチミツなどの保湿成分が上の方に書かれているので、とことん保湿に力をいれているのがわかります。
これだけだと何がなんだかわからないと思いますので、次の章からは「洗浄成分」「ヘアケア成分」など役割ごとに細かく解説していきますね!
黒髪KAMIKA(カミカ)の洗浄成分をチェック!
ステアルトリモニウムクロリド | カチオン界面活性剤 |
---|---|
ステアリルアルコール | 乳化補助剤 |
ステアリン酸グリセリル | ノニオン界面活性剤 |
ラウリン酸ポリグリセリル-10 | ノニオン界面活性剤 |
べヘニルアルコール | 乳化補助剤 |
セテス-20 | ノニオン界面活性剤 |
ポリクオタニウム-51 | 保湿剤 |
カミカの洗浄成分は、乳液に配合されているような成分で作られています。
一般的なシャンプーの界面活性剤とは違い、泡立たないけれど乳化作用で汚れを落とす仕組みになっています。
〜乳化作用とは〜
水に油を混ぜようとしても分離してしまいますが(ドレッシングをイメージするとわかりやすいです)、界面活性剤を加えると水と油が混ざりやすくなります。
これが、カミカの汚れが落ちる仕組みです。
乳液でもメイクを落とす事が出来るのも、この乳化作用のおかげなんですよ。
ただ、1つ気になるのが『ステアルトリモニウムクロリド』というカチオン界面活性剤の刺激が強いということ。
コンディショナーなどに配合されている成分なので、髪の毛のまとまりが良くなったり、帯電防止効果があります。
成分自体は悪いものではないのですが、人によってはかゆみが出てしまう方もいるかもしれません。
14種類の黒髪KAMIKA(カミカ)の保湿成分!
パルミチン酸イソプロピル | ツヤ感付与 |
---|---|
セタノール | エモリエント作用 |
グリセリン | 保湿作用 |
DPG | 保湿作 |
ステアリルアルコール | 乳化補助剤 |
アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCl | 静電気防止 |
ハチミツ | 保湿持続剤 |
イソステアリン酸水添ヒマシ油 | 油性成分 |
エチルヘキシルグリセリン | 吸水剤・保湿剤 |
べヘニルアルコール | 乳化補助剤 |
レシチン | 保湿剤 |
デキストラン | 保水剤 |
ポリクオタニウム-51 | 保湿剤 |
ソルビトール | コーティング・保湿剤 |
洗浄成分の紹介の時にも出てきた成分がいくつかありますが、保湿剤と呼ばれる物がほとんどです。
皮膚を柔らかくして、吸水保湿をしてくれる成分もたくさん入っています。
思っていたよりも油分が少ないなぁという印象ですが、頭皮に直接つけたりするので毛穴に詰まらないように配慮されているのかなぁと思いました。
黒髪KAMIKA(カミカ)手触りを良くする成分
ステアリルトリモニウムクロリド | コンディショニング成分 |
---|---|
ジメチコン | コーティング作用 |
ポリクオタニウム-7 | 髪の毛を柔らかくする |
アモジメチコン | コンディショニング作用 |
ジココジモニウムクロリド | 脂質姓保湿剤 |
PPG-3カプリリルエーテル | 光沢作用 |
カミカには、手触りを良くする成分も盛り沢山!
髪の毛を柔らかくし、髪の毛をなめらかにしてくれる成分や、表面をコーティングしてツヤっぽくみせてくれる成分などが入っていましたよ!
やっぱり油分はそこまで多くないので、シリコンでごまかしているという印象もそこまでありませんでした。
15種類のKAMIKA(カミカ)の植物性成分
ニンニク根エキス | 水分保持・保湿 |
---|---|
ローマカミツレ花エキス | 皮膚の老化を抑制 |
ゴボウ根エキス | フケ予防・育毛作用 |
アルニカ花エキス | 抗酸化作用 |
セイヨウキズタ葉/茎エキス | 抗菌作用 |
オドリコソウ花/葉/茎エキス | 抗酸化作用 |
オランダガラシ葉/茎エキス | 抗脱毛・育毛作用 |
セイヨウアカマツ球果エキス | 抗炎症作用 |
ローズマリー葉エキス | 抗老化作用 |
スクワラン | さらっとした保湿 |
ハチミツ | しっとりとした保湿 |
ひまわり種子油 | さらっとした保湿 |
リンゴ果実培養細胞エキス | アンチエイジング作用 |
マコンブエキス | 保水・保湿 |
海塩 | 保湿 |
カミカ配合されている植物由来の成分は、なんと15種類!
主に、抗酸化作用や抗菌作用などの、頭皮の環境を整えるような植物性成分が配合されています。
一般的なシャンプーだと、化学物質で殺菌作用のある成分が配合されている事が多いのですが、植物由来なので安全性にこだわりたい方には嬉しいですね♪
黒髪KAMIKA(カミカ)のイチオシ成分
カミカに配合されている注目の成分は、ズバリ『ヘマチン』!!
〜ヘマチンの役割〜
・毛髪強化
・抗酸化作用
・アルカリ除去
ヘモグロビン由来の白髪抑制・髪の補修効果・抗酸化作用がある成分です。
ヘマチンは、毛髪内のタンパク質と結合し髪の毛を強化してくれるんですよ!
またアルカリ除去剤の効果もあるので、頻繁にカラーリングや白髪染めをされる方は、髪の毛にアルカリ剤が蓄積しやすいです。
アルカリ剤が髪の毛の中に残っていると、時間が経てば経つほど髪の毛のダメージが進んでしまいます。
アルカリ除去剤が配合されているカミカを使うことで、髪の毛に蓄積するダメージを軽減することが出来ます。
カラーリングや白髪染めをしている方には、イチオシの成分です♪
頭皮への安全性や影響
やや刺激の強い、カチオン界面活性剤が配合されていましたのが少し気になりました。
冒頭でも少し触れましたが、かゆみがでてしまう人も中にはいると思います。
〜カチオン界面活性剤の働き〜
・静電気の防止
・指通りの改善
・髪を柔らかくする
・殺菌効果
カチオン界面活性剤自体は悪いものではなく、髪の毛や頭皮にさまざまなメリットをもたらしてくれます。
実際に私が使ってみて、かゆみや湿疹が出たということはありませんでした。
KAMIKAは初回に限り、20日間の返金保証がついています。
使ってみたいけど、頭皮に合うか心配な方でも安心して試してみる事ができますよ!
まとめ:KAMIKA(カミカ)は、植物由来の保湿性抜群なシャンプー!
洗浄成分 | 乳化剤を使用し、不要な油分のみを除去 |
---|---|
保湿成分 | 14種類もの保湿成分 |
手触りを良くする成分 | 髪を柔らかくし、コーティング |
植物性成分 | 炎症作用などのある植物由来の成分が15種類配合 |
イチオシ成分 | 毛髪を強化してくれるヘマチン |
カミカは、髪の毛だけじゃなく頭皮の事もしっかり考えられているシャンプーでした!
従来のシャンプーは、汚れを落としすぎてしまう傾向にあり、髪の毛の乾燥の原因にもなっていました。
カミカなら、頭皮の乾燥に悩んでいる方でも潤いを残しながら汚れを落とす事ができますね。
また、カラーリングや白髪染めをしている方は「アルカリ除去作用」があるヘマチンが配合されているので積極的に使っていきたいシャンプーです。
気になった方は、まずは初回だけでも試してみるのもいいですよ♪